こんにちは。
夏暑くて冬はさむーい築50年の平屋に10年住んでいたいずみ家。
気に入って住んでいた家だけれど、このままずっと住むにはリフォームは必須!
リフォームでなんとか住みよい家にしたいと検討を重ねていましたが、なかなか難しく断念。。
やっぱり新築に建て替えようと一念発起し、高気密高断熱で暖かい家を作ろうと決めました。
大好きな築50年の家と涙のお別れ。
注文住宅で高気密高断熱の家を建てようと思ったきっかけとは・・?
築50年の家をリフォームして住んでいた10年間
築50年の家というと、どんな家を想像するでしょうか?
だいぶ古い家に住んでたのねと思う方が大半なのかなと思います。もちろん古いのですが、室内はリフォームをしたので夫婦2人では結構快適に住んではいました。
入居する前に下記のように結構大きなリフォームもしました。
・すべての水回り(トイレ・風呂・洗面・キッチン)
・床・畳の張り替え
・壁は珪藻土を塗り、壁紙も張り替え
・間取りも一部変更してリビングスペースを広くした
・キッチンとリビングの床下に断熱材をいれた
・窓を二重窓にした
正直、リフォームだけで●百万円かかりました。。
でも外観はふるーい家だったけど、家の中はリフォームで自分たち好みの古民家風のデザインにでき、水回りも新しくしたしとても気に入って住んでいました。
それに同じくらいの広さの新築やマンションを購入するより断然安い!!
初めの家としては、今でも満足している家です。
だけどやっぱり、夏暑く冬寒い。。押入れのカビはんぱない。
床下に断熱材を入れたり二重窓にしたりはしてますが、性能を重視してリフォームをしたわけではないのでやっぱり不満はでてくるわけです。
少し不安。築50年の家はあと何年もつのか。家の不満点をあげたら結構でてくる。
入居前に表面的なリフォームはしたものの、屋根や外観、性能面でのリフォームはほとんど何もしてない。そんな築50年の平屋にあと何年住めるのか。
住んで7,8年経ったくらいから、夫婦で悩むようになりました。
実際住み始めてから、古い家の不便さも出てきたからです。
夏すごく暑い。
朝エアコンを消して外出し、夕方帰ると家の中がもわーーーん。体感40℃越え!
ここはアラブかというくらい暑い。
猫のために寝室だけエアコンをつけっぱなしにして外出してたけど、エアコン嫌いな猫のかつおが寝室にとどまっているのか謎だし実際夏は猫の食欲が落ちていた。
猫が熱中症になっていたら??と考えると、夏は猫が心配で長期間外出できなかった。
冬すごく寒い。
特に床。リビングはリフォームで断熱材入れたはずだけど全く意味なく感じる。(今思えば、適当な断熱材を適当に入れただけで暖かくなるわけない(笑))
人生初??しもやけになった。
冬はエアコン+石油ストーブをつけてリビングを温める日々。
石油ストーブはトヨトミのもの。とてもかわいくて気に入ってはいましたが。。
子供と暮らしてから、お気に入りのトヨトミストーブは安全性を考慮してやめました。
押入れや北側の部屋にカビ出現!
客用布団を押入れに入れっぱなしにしていたらカビが生える。そのため定期的に布団を干したりして空気の入れ替え必須。
基本的にカビるのが不安で押入れを使いきれない。ペットボトル飲料やお酒の保管場所を押入れにしていると、冬場はペットボトルに結露が(笑)
押入れは結露すると思い飲料を北側の部屋に保管することにしたが、なんとそこでも結露発生(笑)
(写真 部屋に置いていただけなのに結露するんです)
冬は特に湿気やカビとの果てしなき闘い。。
玄関も結露
寒い時期は結露がすごい。特に2重窓にしなかった洗面所などの窓は結露しまくり。
一番すごいのは玄関。冬は結露しまくっていて玄関に触ると濡れるしカビ臭い(´;ω;`)
それに玄関がカビ臭いのは来客時恥ずかしい。クロネコさんであっても恥ずかしかった。
間取りが使いづらく感じるようになってきた。
今の間取りだと子供部屋の確保が難しい。
広い家のわりに間取りが昔の家なので収納が使い勝手の良いところになく、動線が悪い。
それで結局リビングがごちゃごちゃ。
しかもリビングと寝室以外は日当たりが悪く、カビやすい部屋しかなくて子供部屋には不向き。
屋根裏に隙き間?天井から鳥の声??
屋根裏に少し隙間があるのか、天井から鳥の声が聞こえたこともあり。
ピヨピヨ、ピーピーと何日間か聞こえ、春になり巣立った(?)のか静かになった。
鳥の巣が屋外にあるのか屋内にあるのかもわからず。。
でも家に鳥の巣が作られたらいい気はしない。
再リフォームか新築か・・リフォームの限界を感じて新築を決断。
このまま築50年の家に住み続けるにしても、再リフォームはしないといけないと感じるように。
再リフォームが必要だと感じた点は以下の6つ。
- 屋根 何も直さず入居しているので塗装や葺き替えはしたほうが良さそう。
- 水回り 食洗機やトイレのウォシュレット機能に不具合が出てきた。
- 外壁 外側は何も直してなかったのでそろそろやらないとだよね。。
- 間取り 男女の兄弟のため、子供部屋は2つ作りたい。
- 断熱 とにかく暑くて寒い家を何とかしたい。
- 湿気 カビや結露にもう悩まされたくない。
これらをリフォームで解決して、なんとか今の家に住み続けられないかと。
業者にも何件か相談して数年模索しましたが、結論、リフォームは難しいと判断しました。
理由は下記の通り。
- 悩みをすべて解決しようとすると、コストが新築と変わらない。
- 断熱リフォームをしたとしても、希望通りの暖かさを得られるのか不安が残る。
- 断熱性能を諦めてほどほどにリフォームしたとしても、老朽化した屋根や外壁はメンテナンスが必須。
この先何度もリフォームするのはトータルでコスパ良いとは思えないし、リフォームを何度も検討する時間も手間も惜しい。
それとリフォームを検討する際に相談した業者の一言
断熱リフォームをしたのに、スースーと風が入る気がすると言われたことがある。
こちらはしっかりしていると思うのですが、リフォームって難しいですね。。
えええ!いやいや難しいって。。博打みたいになってるじゃん。
●百万、●千万かけてリフォームしたのに寒いってことあるんか!!怖すぎるでしょ。。
というわけで、やっと新築を考え始めたいずみ家なのでした。
規格住宅から注文住宅へ。デザイン重視から性能重視へ。
新築で家を建てようと考えた当初は、新築ならカビもないだろうし、しもやけになるほど寒くなったりすることもないだろうし、とりあえずかっこいい家がいいなーと考えていた我が家。
それまで、新築なら、鉄骨か木造か位の違いくらいで性能はどこも同じだろうと思い込んでました。
正直、その頃は鉄骨と木造のメリットの違いすらもわかっていませんでした。
鉄骨は高額だから木造にしようくらいの認識。
そんなかんじで自分たちが使いやすそうな間取り・デザインで、価格を抑えたハウスメーカーを探していたのですが、Youtubeで家関連の動画を検索しているうちに上がってきた動画を見ていたら、断熱性能の違いによって家の住み心地が全然違ってくるらしいことに気づき始め。。
そこからはもう、高気密高断熱の家を検索しまくり、どうしたら暖かい家を作れるのかyoutube見まくりの日々でした(笑)
だってせっかくお金かけて建てる家で、またカビに悩まされたり思ったより寒くてがっかりしたくない。こうして一気に性能重視派となったわかめなのでした。
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